アメリカ人ほど、カーミットやセサミに思い入れはない。
この思い入れの違いはやっぱりな、と実感した作品。
でもブロードウェイでも「AvenueQ」は大好きなミュージカル。
こういう作品に使われる主人公やヒロインの声は好きな声質が多い。
おまけにディズニーなので発音がきれいなのは当たり前。
『本年度アカデミー賞主題歌賞受賞』という肩書きのミュージカルは
王道一直線で楽しめた。エイミーアダムスも上手いとは言えないけど、
雰囲気はとっても良かった。
おまけに悪役のクリスクーパーまでラップを披露するサービス。
悪役もちゃんといい声の俳優を選ぶのは納得のこだわり。
ジャックブラックも登場し、多分気付かない有名人もいっぱいいただろう。
でも彼らキャラクターへの思い入れの温度差は後半顕著に現れる。
どんどん後半の盛り上がりに付いて行けなくなる。
ディズニーワールドの「マペットビジョン3D」もいつもガラガラで休憩に入るような感じだし。
コレと同じ事やってて「懐かしい」と思えないとダメかもしれない。
この辺の温度差と、思ったよりも子供向けだったのが残念。
「AvenueQ」ではゲイ、リストラ、人種差別、などをマペットで表現する、
そんな皮肉が好きだったのだが、今回は、友情、自分を見つめ直すとか、
子供も安心って内容ばかりだ。
あと、マペットがぶん投げられたり、普通に人間社会で生きてるけど、
手に支える棒が見えてもいいし、後ろに操る人がいてもいい。
CGなんて必要ないし、人が操っている動きが大切。
全体的にはちょっと物足りなかったけど、ミュージカルとしては楽曲も演出も満足。
なんか昔のバンド仲間集めてまわるなんて、ブルースブラザースみたいだ。
【映画★★★の最新記事】










